18.山崎の石造塔婆(やまざきのせきぞうとうば)

 

市指定重要文化財(考古資料) 昭和33(1958)年5月14日指定

所在地郡山市香久池二丁目9-14
所有(管理)者名法久寺
アクセス郡山駅前から栄町経由柴宮団地行き、城清水下車徒歩4分
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 この塔婆は、日和田町八丁目と富久山町の境にある高場山中の恵日台と俗称されている場所に上部が折れて埋めてあったのを、1947(昭和22)年10月に今の場所に移し、割れた部分に鉄の芯を入れて接合し、建てたものです。

 石材は、福原石と言われる凝灰岩で、塔婆型に加工製作された一尊種子供養塔婆です。

 身部上方に種子「ア」(胎蔵界大日如来)を縦横57cmの大きさに、薬研彫で刻んであり、その下方に「弘安九年丙戊六月四日敬白」その左右に「右当考一十」「三年忌辰為成仏」と彫刻してあります。

 この碑は、1286(弘安9)年に、建立者が父の十三忌の供養のために建てたものと思われますが、市内に散在する一尊種子供養塔のうちでも貴重なものです。

 『松藩捜古』に「八丁目村の内にても古碑二基掘出せしに一は長元云々…一は弘安九年六月右當先考一 十三年忌辰の文字見ゆ是は前に有りし安養寺の碑と同筆ゆる也」とありますが、この碑がおそらくそれであろうかと思われます。

この他、ここには…

ちょっとブレイク

芳香の香久山

法久寺がある香久池の辺りは昔、香久山と呼ばれていました。明治の『小原田村地誌抄』の中の小原田山の記述に、「西はうっそうとして一文字の如く、南より北へわだかまり、中に芳香の香久山、香久池あり・・・」と記されています。