25.素弁蓮華文鐙瓦(すべんれんげもんあぶみかわら)

 

市指定重要文化財(考古資料) 昭和35(1960)年2月16日指定

所在地郡山市鶴見坦一丁目
所有(管理)者名個人 ※見学不可
アクセス個人 ※見学不可
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 前掲の復弁蓮華文鐙瓦と同じく、清水台地区から出土したものです。素弁とは蓮華の花弁に装飾を施さないものをいいます。

 ふっくらとした花弁をもつこの瓦は、奈良時代のものと考えられますが、これと同じ文様形態をもつ瓦は、他地方においてはあまり見かけません。針生瓦窯跡(大槻町)から同型のものが出土しているところから、この瓦の供給地であったものと推定できます。

 また、清水台遺跡からは、この瓦と同系ですが、少し細めの花弁をもつ素弁蓮華文の瓦が出土しています。原田瓦窯跡(大槻町)など複数の窯跡において同型の出土例をみることができます。

 このことは清水台遺跡独自の特徴であって、古代における郡山人の積極性の一端を伺い知ることがができます。

 なお、大槻町には、多くの瓦窯跡が発見されています。

この他、ここには…

ちょっとブレイク

鶴見坦の地名の由来は?

五百淵には、冬になると鶴や白鳥が飛来して来ました。そこで二本松藩に献上する鶴や白鳥が密猟されないよう、高台に監視所を設けて見張っていたそうです。その監視所があった場所が現在の鶴見坦です。ここは五百淵が一望できる小高い丘だったようです。