38.夏出の大キャラ(なついでのおおきゃら)

 

市指定天然記念物 昭和43(1968)年3月13日指定

所在地郡山市逢瀬町夏出字舘下16
所有(管理)者名夏出区 (問合せ)逢瀬行政センター
アクセス東北自動車道郡山南インター出口からから車で約20分
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 夏出の薬師堂境内にキャラの大木が傾いてそびえ立っています。「夏出の大イチョウ」もあり、キャラとイチョウが薬師堂をはさんで左右に並んでいます。

 この地は瑠璃光山圓福寺があったところです。廃寺の跡に河内小学校夏出分校がありましたが、現在は夏出分校も移転しました。

 このキャラは薬師堂のすぐ下ににあった分校の校庭跡地側に傾斜して成長しています。キャラはイチイ科に属する常緑低木で、イチイのようには丈があまり高くなりません。2m以下のものが多いのですが、この樹は目通り幹囲2.6m、樹高は約12mにも達しています。また、キャラは香りがよく、寺院の境内等に植えられることが多いようです。このキャラも、圓福寺が盛んであったころに植えられたものと考えられます。

ちょっとブレイク

白壇や沈香に並ぶいい香り

イチイ科に属する常緑灌木・伽羅(キャラ)は古くから香りの良い木とされ、寺院などで好んで植えられた香木です。茶道では白檀(ビャクダン)や沈香(ジンコウ)とともに好んで用いられ、木片をわずかに加熱するとほのかな香りが漂います。