市指定天然記念物 平成3(1991)年2月19日指定
| 所在地 | 郡山市熱海町中山字松林82 |
|---|---|
| 所有(管理)者名 | 個人 (問合せ)熱海行政センター |
| アクセス | 磐越自動車道磐梯熱海インターチェンジから車で約10分 |
国道49号線を会津方面に向かい、中山峠手前の中山宿にさしかかった右側の道路沿いに1本の大きなケヤキがあります。
根回り7.1m、根元から1mのところで東西の双幹に分かれています。東の幹回りが2.3m、西の幹回りが4.9m、樹高約30mもあり、樹齢は約400年です。
この大ケヤキの西側裾部に細長く焼けた跡がみられます。これは戊辰戦争の時、会津軍が戦略上から中山宿の全戸を焼き払ったときに焼けた跡です。この木の所有者が家財道具をケヤキの根元に運び出し、これに火が燃え移ったために木も焼傷したものです。このケヤキが歴史上の出来事を如実に物語っています。そんな傷にもめげずに勢いよく枝葉を伸ばし、この地の復興を見守って来たように思えます。
ケヤキの下に祠が祀られています。市内に残る屋敷林として、これだけの巨木はめずらしく風格があります。
ちょっとブレイク
中山宿の昔は?
会津街道の宿駅として栄えていた中山宿は、国道49号線から旧道に入ったところにありました。寛政年間には戸数46戸、馬32頭が常置され、道の両側には旅館や茶屋などが建ち並び、大変にぎやかな町だったようです。しかし、その機能は鉄道の開通とともに失われていきました。