47.長橋の種蒔きザクラ(ながはしのたねまきざくら)

 

市指定天然記念物 平成5(1993)年6月25日指定

所在地郡山市熱海町長橋字反田59
所有(管理)者名個人 (問合せ)熱海行政センター
アクセス磐越自動車道磐梯熱海インターチェンジから車で約10分
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 上伊豆小学校から西へ約600mくらいのところにサクラの古木がそびえ立っています。地上から6mほどのところで大きく二又に分かれ、東側の幹はさらにそこから3mほど上で3本に分かれています。根ぎわ部にある大きなえぐれ状は、南側に伸びていたこの樹の親株が台風で倒壊し、その残存株が腐朽したものです。このサクラは根回り4m、胸高周囲2.8m、樹高約17mです。丘陵の南縁の傾斜地を階段状に2段に造成した場所にあり、上段面は墓地になっています。この墓地の南端にあり、この古い墓地の造成に関係して植えられたものと考えられ、樹齢は350~400年と推定されます。

 この樹は、「種蒔きザクラ」と呼ばれ、長橋地区はもちろん、上伊豆島、河内夏出の人々からも、農事始めの指標として愛着と崇敬の念をもたれています。春の訪れを知らせる馴染みのサクラで、この付近ではめずらしいエドヒガンの大木です。

ちょっとブレイク

伊豆にゆかりの地名

磐梯熱海温泉の名付け親として知られる鎌倉時代の武将・工藤祐経は、ふるさとの伊豆国(現在の静岡県)にちなんだ地名を他にもたくさん残しています。たとえば上伊豆島や下伊豆島などです。何百年も前に付けられた地名が今も使われているなんて!浪漫がありますね。