91.鹿島神社ペグマタイト岩脈(かしまじんじゃぺぐまたいとがんみゃく)

 

国指定天然記念物 昭和41(1966)年6月11日指定

所在地郡山市西田町丹伊田字宮作239
所有(管理)者名鹿島大神宮
アクセス郡山駅から車で約25分
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 西田町丹伊田の県道沿いに、スギの古木でおおわれた鹿島大神宮があります。この境内のいたるところに純白の巨岩があります。これが石英や長石を主成分としたペグマタイトの岩脈で、露出している面の延長は約40m幅14mにおよび、地下10mまでこの岩石があるものと推定されています。

 現在見られるこのペグマタイトは、長い年月をかけての地殻の変動・風化・侵食のはたらきで地表に表れたものです。

 阿武隈山地の隆起運動にともなって花崗岩が貫入し、その末期にペグマタイトが貫入し、ゆっくり冷えて、非常に大きな結晶となったもので「巨晶花崗岩」とも呼ばれます。

 かつて、西田町から安達郡白沢村にかけての阿武隈山地は、ペグマタイトの産出地でしたが、その多くは、工業用原料として採掘されました。しかし、ここには約14,000tと推定される量が、現在でも保存されており、大変珍しく貴重なものです。

この他、ここには…

ちょっとブレイク

『茶たて娑様』はだれ?

昔、鹿島神社近くに娑様が住んでいて、通る人ごとに「お茶をたってござれ」とまとわりついて来ました。ある日、気味悪がった飛脚が抜き打ちにすると娑様は真っ二つに切られ、数日後、近くの阿弥陀様が何もしていないのに割れていた、という不思議な伝説が残されています。