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解題・説明
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塔身の高さ159cm、幅68cm、厚さ21cmの塔婆で、上部は高さ21cmの不整形な4本の柱を持つ屋根状をしており、2本の刻んだ線の下に高さ18cmの額があり、下部には造り出しの台があります。そのため、上中下の厚さが異なっています。塔身の上方に四角と丸の三重の輪郭を彫り、中に17の種子が配置されており、これは阿弥陀の曼荼羅です。この左右には「建治二年丙子」(1276年)、「三月六日」と彫られています。さらに曼荼羅図郭の下には、次のような願文が刻まれています。 夫以卒塔婆者三 世諸仏内証切 徳得道群類口 抜苦指南幽礼 離三悪造立生 九品仍当悲母 三七日所立如件 孝子 敬白 板碑は中世、鎌倉時代から室町時代に建立され、戦国時代(室町末期)には姿を消してしまいます。特徴は仏を現わす種子または仏像を浮き彫りや線彫りで陰彫し、その下方に趣旨・願文・年号等を彫ります。
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