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解題・説明
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この石造三十層塔は、当地の大山衹神社境の西側道路脇に、西方を正面として建立されています。石材は凝灰岩で別石仕上げで、軸柱面は7画、各面は薬研彫りの種子から鎌倉時代末期の作製と推定されます。正面には大日如来の「バン」(金剛界)が刻まれ、他の6面には「イー」の六地蔵菩薩を表す種子が刻まれています。青木葉は、中世より母成峠越えの旧会津街道の交通拠点として繁栄し、地方文化の栄えた地域であり、仏の供養として街道を往来する人々をも施すための趣旨にて、路傍に建てられたものでしょう。 県内でこの種の石造層塔が存在する所は少なく、磐梯町慧日寺の徳一廟、会津若松市の御薬園、小野町の雲林寺、市内では中田町黒木字大坂、富田町音路の太子堂、そしてここ青木葉の計6ケ所となります。中世の仏教文化、交通そして地域の歴史を示す貴重な層塔です。
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