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解題・説明
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中の沢熱海線の母成峠の南山麓に、石筵牧野利用農業協同組合の放牧地があります。広い敷地の中にシダレグリが点在して生えています。枝が地面にとどかんばかりに垂れ下がっているクリで、コナラやクヌギなどに混って自生しています。他のクリのように、このシダレグリも実をつけますが小ぶりです。 かつては、かなりの大木もあったといわれていますが、樹高4m、根回り1mの程度のものが17本くらいになってしまいました。これらの木の下には、2mくらいの高さの幼木がたくさんあります。 今後、幼木を大切に育てる活動を続けている人たちの協力を得て、さらにシダレグリが増えていくものと期待されます。また、クリにとっての大敵であるクリタマバチの被害から守っていくことで、この地がシダレグリの群落地になっていくものと思われます。郡山市では、湖南町にもシダレグリの大木がありましたが大雪のため倒れてしまいました。
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