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解題・説明
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郡山市湖南行政センターの南方8km、菅川上流に面した東側斜面に延喜式社内と伝える隠津島神社があります。 境内は自然林に覆われミズナラ、サワシバ、アオダモ、サワグルミ等の落葉広葉樹とヒメアオキ、イヌツゲ等の常緑低木、さらに参道には樹高42m、胸高直径135cmに達するスギもみられるなど、シダ類を含めその数は200種に及んでいます。 この12haに及ぶ神域は数百年来、斧を入れることなく倒木も朽ちるままの状態で、小規模ながら原生林の形態を示しています。特に、ミズナラは巨木が多く、下層植生は日本海型ブナ林と太平洋型ブナ林の構成要素が混在し、この地域が双方の気候的推移地帯にあることを示しています。
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