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解題・説明
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富久山町堂坂の巌作山妙音寺境内にある塔婆で正安二年庚子八月八日(1300)の銘があります。 松平定信の『集古十種』に堂坂妙音寺碑として収録されています。明治以後、所在が不明でしたが1963(昭和38)年春、妙音寺境内跡の畑に埋もれていたのを発見し、1963(昭和38)年春、妙音寺境内跡の畑に埋もれていたのを発見し、1979(昭和54)年現在地に再建しました。 この塔婆は、高さ130cm、幅は種子の部分が63cm、下の部分は68cm、厚さは種子の部分12cm、下の部分は15cm、埋め込み約7cmの石質は凝灰岩です。 種子と「右志為□□結衆現当二世正安二年庚子八年八日滅□□□彼岸□□□挙□敬白」の文字が刻まれています。(□は読みとれない文字です。) なお、妙音寺は仙道三十三観音札所であったため古来参詣人が多く、1789(寛政元)年には守山藩の祈願所となり知行七十石を受けています。 明治以降衰微し御本尊の十一面観世音菩薩も他所に移りましたが、1993(平成5)年、地元の熱意により60年振りに里帰りを実現し、御堂も改築落成しました。
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