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解題・説明
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大般若波羅蜜多経は、大般若経といわれ、古くから各時代にわたり書き写されていますが、保存されているものは余りありません。 この経典は、幅10cm、長さ26cmの折本で、全て書き写されたものです。1巻ごとに書き写した僧名と写経終了の年月日が記載されています。 それによりますと、会津の福聚寺の僧、宥鎮が中心となり、7名の僧によって、1553(天文22)年に書き写されています。 『会津旧事雑考』という本の天文22年の記事に、宥鎮が大般若経書き写しの功労により、厚い待遇を受けたことが書かれていますが、この経典は、その記事が正しいことを示すものであり、昔から注目された経典であることがわかります。 現在、桐箱6箱に600巻が保存されており本市の仏教史上、きわめて価値のある経典です。
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