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解題・説明
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駒坂観音堂には貴重な絵馬が7面奉納されています。うち享保(1716~1735)以前に奉納された古絵馬が5面、それ以後のもの2面で、図柄と奉額年号は次のとおりです。 神 馬 図 延宝2年(1674) 古絵馬 神 馬 図 正徳2年(1712) 〃 鷹 図 正徳2年(1712) 〃 高 砂 図 正徳 〃 竹に菊図 享保8年(1723) 〃 神 馬 図 明和3年(1766) 神 馬 図 天明8年(1788) 古絵馬には顔料などを用いた色彩の見事なものがあります。馬を描いた絵馬は四面ありますが、図柄は古いものから繋馬図(1匹)、群馬図(複数)、親子馬図と変化しています。繋馬図は諸願成就祈願ですが、群馬図や親子馬図は良馬の産出や子馬の健やかな成長を祈願しての奉納です。馬産地である田村郡をはじめ阿武隈山地ならではの図柄と言えます。鷹図は家内繁昌・吉祥瑞福(めでたく幸せなこと)、高砂図は長寿、竹に菊図は家内息災・商売繁昌・五穀豊穣などを祈願して奉納したものです。これらの絵馬は近世の民俗信仰を示すものとして非常に貴重なものです。
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