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解題・説明
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阿弥陀如来を中尊とし、菩薩を両脇に従えた三尊像です。阿弥陀如来坐像は檜の寄木造りで、像高は60.8cmあります。漆箔で仕上げられ、頭の肉髻と額の白毫には水晶がはめ込まれています。枘衣をつけ、上品下生印を結び、坐禅の形と同じ結跏趺坐の姿勢をとっています。光背も檜の寄木造りの漆箔仕上げで、雲焔模様が彫り込まれています。 脇侍は、観音菩薩像と勢至菩薩像です。ともに、像高は40.0cm、光背は53.5cm、台座からの総高は82.0cmです。観音菩薩は持物を持ち、勢至菩薩は合掌し、ともに両膝を合わせて正座した跪坐の姿勢をとっている珍しいものです。 阿弥陀如来像の印を結ぶ細身の手指、小粒の綺麗な螺髪に饅頭型の肉髻、柔和な顔立ち、衣紋の細やかな波のうねりが美しく、平安時代後期の藤原様式を伝えた、鎌倉時代初期の作であろうと考えられています。脇侍はさらに後のものと思われます。
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