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解題・説明
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善導寺庫裏は、本堂北側に廊下で連結して建ち、入母屋造の東妻面を正面とします。東西に細長い建物で、鉄板葺の屋根の南面には明かり窓が設けられています。建築年代・大工棟梁名等は詳らかにされませんが、小屋裏の焦げ痕等から1900(明治33)年の火災に消失を免れたものと推定されます。1868(明治元)年8月14日の戊辰戦争で消失した後、1883(明治16)年の再興時に拘るものであると考えられます。 建築物としては素朴なものでありますが、全体としてのバランス・直線的屋根勾配・2階窓の手摺とそれを支える持ち送りの細工・屋根上に設けられた採光用高窓等々の組み合わせは、近代和風建築の特徴を遺憾なく発揮しています。採光用高窓の内部の造りは、酒造蔵などの大スパン架構の建築物によく用いられる方法ではありますが、住居部分に用いられており、なお新鮮であります。深い軒の出は船枻造りのものです。
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