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解題・説明
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金剛界と胎蔵界の二図があることから「両界曼荼羅」と言われ、県道須賀川二本松線から東方約400mにある恵光山甚日寺の本堂に収蔵されています。 図像的には、空海が806年に唐から請来した「現図曼荼羅」と呼ばれる系統に属し、両界曼荼羅としては、最も広く流布した部類のものに属しています。 金剛曼荼羅の大きさは縦106cm、横82cm、胎蔵曼荼羅の大きさは縦106cm、横82cm、胎蔵曼荼羅の大きさは縦103cm横83cmで空海請来本の1/16に縮小して描かれたものであり、いずれも絹地に著色されています。 甚恵法師(じんけいほうし)が南北朝時代の永徳年間(1381~1383)の奥州下向の際、京から持参したものと伝えられています。本図の制作年代は、鎌倉時代までは遡らないまでも、室町時代初期(15世紀前半)頃とみられます。
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