新規学卒者の就業状況

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新規学卒者のうち農業に就業してゆくものの数の変化をみると、第15表のごとくである。中卒では三十四年までが二〇%以上、三十五~四十年になると一三~一七%、四十一年以後には二%以下に段階的に減少している。高卒では三十四年までは約一〇%以上、三十五、三十六年は八%前後、三十九年より一%前後に低下している。従って、新規学卒者でみるかぎり、四十年以後の後継者はきわめてわずかであり、これがまた大きな間題でもある。

第15表 新規学卒者年次別農業就業状況
中学 高校
総数 農就 比率 総数 農就 比率
31 956 331 34.4 304 29 9.5
32 885 273 31.0 322 42 13.1
33 958 247 25.7 322 43 13.4
34 955 221 23.2 322 32 9.9
35 934 122 13.1 326 24 7.4
36 681 94 13.8 368 30 8.2
37 1,182 85 7.2 362 16 4.4
38 1,305 103 7.9 285 11 3.9
39 1,254 95 7.6 417 5 1.2
40 1,393 107 7.7 601 6 1.0
41 1,283 28 2.2 344 31 4.8
42 1,360 20 1.5 616 5 0.8

(出典)「就業安定指標」昭和43.8越谷市農業委員会