国道一六号線

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越谷から野田に通じる道路は、その昔野田街道、あるいは猿嶋街道と称され、武蔵と下総を結ぶ主要な街道であった。近代になってこの道路は、横浜を起点に狭山―川越―大宮―岩槻―春日部―越谷―野田を結ぶ東京環状線として国道一二九号線と称されていた。これが昭和三十八年四月、一級国道に昇格し、一六号線と名称も変えられた。

 しかし現在は、大宮―岩槻―春日部―野田―柏に至る一六号新道が開設されたため、当所も旧国道一六号線となったわけである。