越谷市に都市ガスが供給されるようになったのは、昭和三十七年五月からであった。すなわちこのガス供給会社は、東武鉄道と越谷市の有志による共同出資によって設立された会社であるが、東武鉄道の出資額は全体の五五%であり、その会社名も東武ガスと名付けられた。はじめは越ヶ谷・大沢の約一三〇〇戸にガスが供給されたが、次第に供給戸数が増大したのは第44表のごとくである。しかしまだ市内の大半の家庭は、ガスの配管工事が遅れているため、主にプロパンガスを利用している現状である。
| 年次 | 利用戸数 |
|---|---|
| 年 | 戸 |
| 37 | 1,292 |
| 39 | 1,949 |
| 41 | 2,633 |
| 43 | 3,109 |
| 45 | 4,045 |
| 47 | 5,757 |