附文化七午年春川俣井筋自普請直勤ニ仕度願書并
惣代証文
附文化十四年丑年春川俣年番惣代御趣意替之事
附文政二卯年春川俣年番之儀ニ付領中差縺去寅為
取替議定
附文政七申年春川俣惣代勤方之儀ニ付上郷拾三ヶ
村議定并惣代頼証文
御尋ニ付申上候書付
一葛西井筋拾ヶ領惣代年代り六七人ニて代り合、馴合
不正之筋有之候由領中村〻不案内ニて疑惑候由、仍
之已来葛西用水組合村〻一領限ニ村順年番相立、用
水方御用并藻刈井筋見廻り等ニ罷出候節は、翌年年
番為見習罷出、其年年番之者取計方為見届御普請御
目論見帳御渡し被成候節、年番之者早速写取、右写
へ御掛りゟ御押切印御渡可被成候間、年番之者より
村〻江相廻し候節名主組頭百姓代等見届印いたし差
戻、追て年番之者諸入用割合之書面相廻し候節突合
候程ニ取究、是迄仕来惣代相止メ年番ニいたし疑惑
無之様致候ハゝ可然旨、尤右帳面写取之儀無遅滞仕
越、御伺等之節御差支ニ不相成様可仕旨御尋御座候
此段井筋之儀は凡道法拾五六里有之、諸色人足共
村〻ゟ直ニ難差出、依之御積り帳拝見仕領高ニ相
掛り候諸色人足領高割合、高百石ニ付何程掛りと
相極メ惣代江相渡し、諸色人足共買出し雇入等仕、
尚又見届ヶ領代差遣之来候得共、此度主法直御吟
味ニ付惣代領代共相止メ、当年番名主弐人翌年年
番名主弐人村順ニ相立罷出、用水方御用并藻刈井
筋見廻り等為見届ヶ、御普請御積り帳御渡被成候
節は早速年番之者写取、右写江御掛り様御押切印
申請年番之者ゟ村〻江相廻し候節、銘〻名主組頭
百姓代見届印仕置、追て年番之者ゟ諸入用相記候
書面相廻し候節、最初見届写取置候帳面江突合候
程ニ取極メ候ハゝ、疑惑之筋無之旨并御掛り様ゟ
御積り帳御渡被成候節年番写取之儀、年柄ニ寄帳
数多相嵩候節も無遅滞様仕仕越御伺之御差支ニ不
相成様可仕候旨逸〻御吟味之趣承知奉畏候
一右年番之者御普請所并藻刈井筋見廻り等ニ罷出候日
数、当年番来年番之者相互ニ糺合、全勤日数ニ応し
領中割合可仕、且惣代不勤馴者時宜ニより罷出候得
は突廻し御用弁あしく取計へ、或は場所見廻り等と
申立両三人申合罷出、場所江は不罷越外宿場抔ニ止
宿致、何方ニ急破有之掛り何程と申立取立之ヶ所有
之候節も有之、又は破損ヶ所無之時も有之候由御尋
ニ御座候
此段年番之もの、井筋御普請自普請并藻刈井筋見
廻り差出し候日数之儀、出這入共当年番翌年番之
者相互ニ糺合、見届請印致置候帳を以割合可仕旨
承知奉畏候、且是迄惣代之者時宜ニより不勤馴者
罷出候節、突廻し御用弁等悪敷仕来候由御吟味御
座候得共、此儀惣代之者相糺候処右躰取計へ仕候
者曾て無御座候、場所見廻りは申立両三人申合罷
出、場所江は不罷越外宿場杯へ止宿仕、何方ニ急
破出来掛り何程と申立取立之ヶ所有之節も、無之
時も有之よし御吟味御座候得共、是迄惣代之者右
躰取計仕者曾て無之候、尤井筋通り急破出来候節
は御懸り様ゟ領〻惣代被召呼見届仕御積り立を請
右入用諸色人足共拾ヶ領江割合、壱ヶ領限御押印
有之員数書を以、少破之節は翌年之割返しニ被仰
付、大破之節は追割ニ被仰付候、何れ右書面を以
差出来り候ニ付、無益之失墜ニ相成候儀は無御座候
一藻刈之節人足触前日ニ相触村〻へ廻り兼不参候得は、
雇入人足いたし多分之入用取立候よし、以来定例藻
刈等之節は成丈ヶ前広ニ相触置、村〻よりも割賦通
り可差出旨、尤渇水ニ相成差掛り触候節間ニ合兼候
て雇入人足致候節は、翌年年番見習之者着到帳相仕
立置証印いたし、右証印帳を以小前村〻割賦可取立
旨御尋ニ御座候
此段八条領川俣井筋藻刈等之儀は、初ヶ条ニ申上
候通り遠役ニて人足差出候儀相成兼候ニ付、春御
普請相済次第直〻地元村〻江刈取之儀対談仕置、
松伏溜井下より瓦曾根溜井迄西葛西淵江谷古田八
条右四ヶ領ニて刈来、当領之儀は人足差出し刈取
申候、夫より瓦曾根溜井下用水路之儀は、村〻丁
場割ニ仕是又人足差遣無滞刈来候得共、此已後若
人足不参等も有之候節雇入人足等いたし候ハゝ、
御吟味之通り翌年番之者着到帳相仕立証印いたし
置、右証印帳を以小前村〻江割合候様可仕旨承知
奉畏候、此段二郷半領井筋藻刈之儀は遠役故、前
広井筋附村〻江年番之者とも対談仕、用水差支無
之様刈払申度奉存候、其余松伏溜井圦下之儀は村
〻丁場割ニ仕刈来候得共、勝手合を以雇人足ニて
刈払候村方も有之候得共、已来は村〻可成丈直刈
ニ可仕候、それ共差掛り不参等有之年番之者雇入
等仕候節は、翌年番之者着到帳相仕立証印いたし
置、右帳面を以割合為差出候様可仕候
一葛西井筋通り諸入用拾ヶ領割、壱ヶ領江何程相掛り
惣代給何程入用相懸り候旨三ヶ年程可書出候段御尋
ニ御座候
此段諸入用川俣井筋御普請自普請其外井筋ニ付、
諸入用拾ヶ領江割り、一ヶ領当り何程相懸り是迄
惣代領代雑用何程相掛り候旨、平年三ヶ年程可書
出旨被仰渡候ニ付左ニ申上候
八条領去亥年
一銀壱貫九百廿九匁六分三厘七毛
内
壱貫五拾三匁五分九厘四毛 定式自普請諸色人足代
百三拾六匁五分七厘七毛 川俣井筋藻刈入用
弐百五拾三匁六分四厘三毛 領代惣代諸雑用
四百八拾五匁八分弐厘三毛 川俣川口琵琶圦番給
去丑年分
一銀弐貫百八拾三匁弐分八厘
内
壱貫三百三拾六匁七分四厘八毛 定式御普請諸色人足代
百三拾六匁五分七厘七毛 川俣井筋藻刈入用
弐百三拾四匁壱分三厘弐毛 領代惣代諸雑用
四百八拾五匁八分弐厘三毛 川俣川口琵琶圦番給
当寅年分
一銀三貫四拾壱匁七分六厘四毛
内
壱貫五百六拾匁八厘八毛 定式自普請諸色人足代
百三拾六匁五分七厘七毛 川俣井筋藻刈代入用
弐百三拾四匁壱分四厘弐毛 領代惣代諸雑用
四百廿九匁弐分九厘弐毛 川俣井筋急破入用
七拾八匁四厘四毛 川俣井筋藻刈入用
百拾七匁六厘六毛 急破見届惣代入用
四百八拾五匁八分弐厘三毛 川俣川口琵琶圦番給
二郷半領去酉年
一銀壱貫三百廿三匁六分
内
六百九拾壱匁九分 定式自普請諸色人足代
九拾壱匁九分 川俣井筋藻刈入用
四百九拾弐匁八分 川俣川口琵琶圦番給
四拾五匁 惣代諸雑用
去亥年分
一銀壱貫八百九拾七匁弐分
内
壱貫百九拾六匁四分 定式自普請諸色人足代
百四拾八匁 川俣井筋藻刈入用
四百九拾弐匁八分 川俣川口びわ圦番給
六拾匁 惣代諸雑用
去丑年分
一銀弐貫五匁九分
壱貫弐百九拾九匁壱分 定式自普請諸色人足代
百四拾八匁 川又井筋藻刈入用
四百九拾弐匁八分 川又川口びわ圦番給
六拾六匁 惣代諸雑用
一此度年番差出候入用、是迄惣代入用ゟ過不足之訳ヶ
可申上旨、尤入用相懸り候共主法直し方相願候哉之
筋御尋ニ御座候
此段是迄領代惣代差出し諸雑用と、此以後年番差
出し諸雑用と増減之訳ヶ可申上旨御吟味ニ御座候
得共、是迄之領代惣代江相渡し候諸雑用之通り、
年番之者江勤日数ニ応し相渡候ハゝ格別相嵩申候
儀も無御座候、乍然年番之者共壱ヶ年も相勤候上
ならてハ聢と増減之儀難申上、いつれニも村方難
儀ニ相成候筋ニハ無御座候、主法直し之儀御吟味
之通り被仰付候ハゝ少〻惣代雑用等は相嵩ミ候と
も、取締宜敷方被仰付候ハゝ一同難有仕合ニ奉存候
一壱ヶ年川俣井筋諸入用高百石ニ付割合候得共、何程
ニ相当難儀ニ相成不相成候哉之訳ヶ、可申上候旨御
尋ニ御座候
此段川俣井筋諸入用拾ヶ領ニ割、高百石ニ付何程
ニ相当候之旨御糺し候ニ付、去亥年平三ヶ年百石
当り左ニ申上候通り御座候間、格別難儀ニ相成候
儀無御座候
八条領分高百石ニ付
一銀九匁八分九厘 去亥年分
同
一銀拾壱匁壱分九厘 去丑年分
同
一銀拾六匁弐分九厘 当寅年分
二郷半領分高百石ニ付
一銀六匁六分九厘 去酉年分
同
一銀五匁五分九厘 去亥年分
同
一銀拾匁壱分八厘 去丑年分
一是迄惣代ニ罷出候者不正之勤方も有之様風聞有之、
此儀全有之候儀ニて右躰申立候儀有之哉、又は無之
儀も風説ニいたし候哉、組合村〻小前之者得と相糺
有無可申上旨御尋ニ御座候
此段是迄差出候惣代領代之者、不正之筋儀有之様
申立候者も有之哉、若風聞之儀ニ候哉小前村〻ニ
ても相糺可申上旨御吟味ニ付、小前末〻ニ至迄相
糺候之処、右躰不正之筋有之由を申立候者は決て
無御座候、尤風聞取沙汰等承候儀ハ曾て無御座候
一葛西井筋之儀往古は御代官懸り、其後四川用水御定
掛ニ相成、年〻御懸り様六人宛御越被成候ニ付、若
取計方不筋之儀も有之ハ不押包有躰ニ可申上旨御尋
ニ御座候
此段年〻川俣井筋御普請自普請御目論見仕立、并
ニ用水差引として交〻御掛様御越被成、若不筋之
義有之ハ不押包有躰ニ可申上旨御吟味ニ御座候得
共、決て御非分成儀は無御座候
一此度惣代不正之儀組合村〻ゟ申立候儀ニハ無之哉、
又は申立候者も有之候哉、有無答可申上旨御尋ニ御座候
此段惣代共不正之筋有之、仕来相改候様ニ組合村
〻ゟ申立候儀ニハ無之哉、又は申立候儀ニ有之哉
之段御尋ニ御座候得共、組合村〻之内右躰之儀申
立候者決て無御座候
一年〻名主村順ニ年番相立差出し候ハゝ、来年番翌年
番名前可書出旨御尋ニ御座候
此段年番ニ罷出候者名前申上候様被仰渡候得共、
差懸り候儀ニ付早速取極メ兼候ニ付、蒲生村年番
名主久兵衛、登戸村名主八右衛門右両人来卯年番
代り、瓦曾根村年番名主孫左衛門、西方村名主平
内翌辰年年番代りニて名主名前書差上申候
且二郷半領年番罷出候者早速取極メ兼候ニ付、来
卯年番代り彦音村名主彦六、駒形村名主彦右衛門、
翌年年番代り下新田名主弥右衛門、加藤村名主彦
左衛門差当り右年番名主名前等申上候、追て弐ヶ
領共名前取極メ候ハゝ其節御引替被下候様仕度奉存候
一拾ヶ領之内ニハ、川俣井筋普請入用領中ゟ之請切ニ
いたし罷出候者も有之由、依之村〻疑惑之筋申立候
儀ニ候哉有無之儀可申上旨御尋ニ御座候
此段川俣井筋御普請自普請入用之諸色人足等、領
中ゟ請切ニ致し罷出候者も有之候哉之旨御吟味ニ
御座候得共、是迄年〻御目論見帳拝見仕人足諸色
領高ニ相懸り候分、其外藻刈并惣代入用共打込壱
ヶ年ニ限り領中ニて入札仕、下直ニ相当り候方江
惣代申付相仕立させ、領代之者見届ヶ出来方も丈
夫ニ候上ニて御見分奉請候ニ付、一通ニ入札之訳
とも違儀ニ領中之高掛り不相嵩様仕候手段ニて御
普請向等ニ、麁末之儀決て無御座候得共、此度主
法直し御吟味之上は、右躰仕来も相止メ当年番翌
年番之者罷越、地元江対談仕御普請相仕立候様ニ
可仕候
右御尋ニ付申上候処相違無御座候、尤以来被仰渡候
趣物事正路潔白ニ致し候様ニ可仕候、依之領中村〻
一同連印差上申候以上
(張紙)
「寛政六寅年月日不知
葛西井筋拾ヶ領
御懸り 右領〻村〻
御普請御役 惣代誰〻連印
御役人様 名 前 不 知
御名前不知
右は御主法替初年登戸村八右衛門殿惣代相勤候ニ付、
右請書控有之候ニ付写之置候」
儀定一札之事
一葛西用水路本川俣ゟ字瓦曾根溜井迄、定式自普請仕
立方并用水御用一件、当領村〻名主之内年番之者本
役弐人見習弐人都合四人ニ相定、右御用相勤候様用
水方御掛り御役人中様江今般御請書奉差上候ニ付、
年番之者勤方之儀左之通相定申候事
一年番ニ相当り候村方左之通年〻順番ニ名主相勤可申
候、別府村之儀は小村ニ付相除申候
本役 登 戸 村 本役 瓦曾根村
同 蒲 生 村 同 西 方 村
卯年 見習 瓦曾根村 辰年 見習 東 方 村
同 西 方 村 同 伊 原 村
本役 東 方 村 本役 見田方村
同 伊 原 村 同 麦 塚 村
巳年 見習 見田方村 午年 見習 南 百 村
同 麦 塚 村 同 四 条 村
本役 南 百 村 本役 千 疋 村
同 四 条 村 同 青 柳 村
未年 見習 千 疋 村 申年 見習 立之堀村
同 青 柳 村 同 後 谷 村
本役 立之堀村 本役 伊 草 村
同 後 谷 村 同 柿 木 村
酉年 見習 伊 草 村 戌年 見習 松之木村
同 柿 木 村 同 八 条 村
本役 松之木村 本役 西 袋 村
同 八 条 村 同 柳之宮村
亥年 見習 西 袋 村 子年 見習 小作田村
同 柳 之 宮 同 上馬場村
本役 小作田村 本役 鶴曾根村
同 上馬場村 同 弐丁目村
丑年 見習 鶴曾根村 寅年 見習 木曾根村
同 弐丁目村 同 川 崎 村
本役 木曾根村 本役 中馬場村
同 川 崎 村 同 大 原 村
卯年 見習 中馬場村 辰年 見習 大曾根村
同 大 原 村 同 浮 塚 村
本役 大曾根村 本役 伊勢野村
同 浮 塚 村 同 大 勢 村
巳年 見習 伊勢野村 午年 見習 垳 村
同 大 勢 村 同 古新田村
一右自普請所御目論見之節、年番之者本役壱人見習壱
人当番相定都合弐人ニて御案内可仕候、其節御仕様
帳写取、右仕立之儀は地先村〻役人中江相頼人足諸
色賃銀何程と相定対談致置仕立ニ取掛り候節、前金
相渡一札取置可申候事
一右自普請所仕立之儀は、年番本役壱人見習壱人場所
江罷越相仕立可申候、尤仕立中帰村致候ても差支無
之節は帰村致、入用相減候様可仕候、自普請出来栄
之節御仕様帳印形は右両人印形可仕事
一右自普請人足諸色賃永割合之節は、年番本役見習役
共四人立合割合致、賃永取立之儀は青柳村三蔵院寮
江壱村毎ニ持寄取立仕候筈、尤取立当日ハ年番本役
之者弐人立合取立可申候、右賃永割合取立帳は定日
ゟ十日程も以前ニ村〻江相廻し候様可致候、割合帳
面仕立方之儀は用水方御掛り御役人中江御吟味之節
差上候御請書之振合を以相認メ可申候事
一川俣川口琵琶溜井三ヶ所圦番給年番之者取立可申候事
一年番之者右自普請并用水方一件ニ付諸向江御用ニ罷
出、雑用小遣一日銭四百四拾八文宛ニ相定申候、右
御用ニ付筆墨紙代之儀も是又割合差出可申候事
一自普請仕立中其外用水路一件急御用ニ付、飛脚等差
遣候節は右賃銭割合差出し可申候、尤御用向書付遣
候節は村〻無遅滞継送可申候事
一村〻寄合場所之儀は以来青柳村三蔵院寮之積相究申
候、尤雇料之儀は一日銭五百文宛差遣候筈、割合方
之儀は右自普請賃永江打込一同ニ割合、年番之者ゟ
右寺江相渡可申候事
附御料所村〻寄合之節は茶代壱ヶ村銭廿四文宛其
村〻差出し可申候事
一用水渇水之節年番之者ニて手廻り兼候節は、加勢惣
代相談之上差出可申候事
一右自普請賃永井年番雑用其外諸入用差出し不申候村
方有之、及出入ニ候ハゝ入用之儀は一日銭四百四拾
八文ツゝ右自普請組合高割ニて差出可申候事
一年番勤方之儀、用水杁不用〆切致、御掛り御役人様
方御場所御引払被成候ハゝ、一件諸書物御用日記共
翌年年番之者江引渡可申候事
前条之通村〻一同相談之上相極候上は、以来少も異儀
申間敷候、依之村〻一同連印仕候以上
寛政六寅年閏十一月 八条領村〻
名 主 印
年 寄 印
百姓代 印
右議定証文連印本紙登戸村名主八右衛門殿方ニ預リ有シ由、且未〻心得可知候、尤此書面青柳村役元藤浪氏ニ書留有之ニ付写置候
文化七午年春川俣井筋自普請直勤ニ仕度願書井惣代証
文之事
乍恐書付を以奉願上候
埼玉郡八条領左之村〻奉申上候、当午春葛西井筋用
水路定式自普請諸入用多分相懸り惣百姓一同難儀至
極仕候間、私共村〻之儀人足諸色差出し自普請仕立
仕度奉存候間、以御慈悲願之通り被仰付被下置候様
奉願上候以上
文化七午年正月 埼玉郡八条領
柿木村
名主 惣 兵 衛
年寄 磯右衛門
百姓代 清 兵 衛
千疋村
名主 鯨 太
年寄 平 六
百姓代 吉右衛門
別府村
名主 市右衛門
年寄 弥右衛門
百姓代 甚右衛門
四条村
名主 久 兵 衛
年寄 治右衛門
百姓代 吉右衛門
南百村
名主 七郎兵衛
年寄 四郎左衛門
百姓代 源右衛門
見田方村
名主 惣 兵 衛
年寄 勇右衛門
百姓代 幸左衛門
東方村
名主 七郎右衛門
年寄 伝右衛門
百姓代 弥 八
西方村
名主 弥右衛門
年寄 山 治 郎
百姓代 初 三 郎
登戸村
名主 八右衛門
年寄 伝右衛門
百姓代 留右衛門
蒲生村
名主 仁 兵 衛
年寄 甚右衛門
百姓代 義左衛門
麦塚村
名主 吉 兵 衛
年寄 林 蔵
百姓代 伝 蔵
青柳村
名主 喜右衛門
年寄 嘉左衛門
百姓代 吉 之 助
同村
名主 五郎右衛門
年寄 幸右衛門
百姓代 七右衛門
同村
名主 留右衛門
年寄 忠右衛門
百姓代 甚右衛門
伊原村
名主 嘉 藤 太
年寄 与 四 郎
百姓代 茂左衛門
右五ヶ村惣代
柿木村
名主 惣 兵 衛
南百村
名主 七郎兵衛
西方村
名主 弥右衛門
登戸村
名主 八右衛門
御普請御掛り
御役人中様
右之通願書差上候処、御掛り御普請御役上条源四
郎様、布施田貞蔵様種〻御糺有之、且又其節年番
惣代伊原村名主重左衛門病気ニ付、代引請八条村
触次惣右衛門殿是迄年〻申郷村〻代引請年来相勤
罷出候処、当午春領中上郷下郷向〻ニて御普請仕
立方之儀彼是取縫、御掛り様方御糺之上御尋ニ付
御答左之通り
御尋ニ付奉申上候書付
葛西井筋領〻惣代証文差出候節、八条領之儀も一同連
印ニて去冬御目論見中惣代名前取極証文差出之上、此
節引分り拾五ヶ村私共四人之者惣躰ニ相立候願書差出
し、内諸入用も相掛り候段文面猶又去冬中証文印形如
何相心得差出し候哉、甚軽卒之儀不取極之筋、且諸入
用も相懸り候と申儀如何之筋ニ候哉御尋ニ御座候
此段用水路自普請所之儀、去冬中惣代証文差上候儀
は御目論見中御用被仰付度旨申上候儀ニて、自普請
仕立方惣代取極候儀ニ無御座候、諸入用相懸り候旨
申立候儀は伊原村重左衛門、八条村惣右衛門ゟ人足
諸色割賦帳相廻り候処過分之諸色代人足賃相懸り候
ニ付申上候儀ニ御座候、此段村〻小前江申聞候処、
困窮之村〻右賃銀差出候儀相成兼難儀至極仕候ニ付、
直勤メニ仕成丈出金相減候様御願申上呉候様一同相
頼ミ申候、勿論右拾五ヶ村之儀は瓦曾根溜井近村ニ
付村〻ゟ人足差出し候得は勝手ニ相成候間右之段奉
願上候
是迄八条領ニ不限、領〻共村順ニ惣代見習ひ共為立来
候仕来候処、拾五ヶ村引分り候儀八条領一躰ニ申合候
哉、主法直し以来之定ニ振儀ニは無之哉
此段私共村〻困窮ニ付、人足賃諸色代出金相成兼候
ニ付、無拠拾五ヶ村申合成丈直勤願上候儀ニ付、八
条領一躰申合候儀ニハ無御座候、且御主法直し初年
登戸村八右衛門外三人、谷古田領惣代相勤自普請相
仕立候例も有之、其後年〻同名前ニて相勤メ候者も
御座候間、拾五ヶ村引分候ても乍恐御仕法ニ振候儀
無之様奉存候
右御尋ニ付申上候通相違無御座候以上
文化七午正月 八条領柿木村
名主 惣 兵 衛印
南百村
名主 七 郎 兵 衛印
西方村
名主 弥 右 衛 門印
登戸村
名主 八 右 衛 門印
御普請御掛り
御役人中様
右之通り差上候処御聞済ニ相成、則惣代ニ相立御仕 用帳川俣井筋上高野迄之分写取御押切奉請取候、勿
論前書拾五ヶ村連印ニて差上候願書文言不行届儀も
有之候間、追て惣代証文ニ相認メ可差出、其節引替
先願書相返し可申旨被仰渡候、御掛り上条源四郎様
外壱人
乍恐以書付奉願上候
八条領上拾五ヶ村惣代
柿木村
名主 惣 兵 衛
南百村
名主 七郎兵衛
西方村
名主 弥右衛門
登戸村
名主 八右衛門
当午春葛西井筋川俣地内ゟ瓦曾根溜井迄之内、定式
自普請諸御用向惣代去巳冬御目論見中領中一同連印
を以惣代名前奉申上置候処、此度自普請所之儀第一
瓦曾根溜井廻り字松伏御伏替并竹洗は切所等ニ付諸
色人足大造之出金ニ付、困窮之百姓難儀至極仕候問、
私共村〻之儀は右溜井附村〻ニ付人足諸色直勤メニ
成丈仕度奉願上候、依之私共拾五ヶ村之儀は引分り
右四人之者仕立方為惣代差出申候間、何卒御勘弁を
以右井筋瓦曾根溜井迄之自普請仕立方并諸御用向被
仰付被下置候様仕度、拾五ヶ村一同連印を以奉願上
候以上
文化七午年正月 八条領
柿 木 村
千 疋 村
別 府 村
四 条 村
南 百 村
見 田 方 村
東 方 村
麦 塚 村
蒲 生 村
西 方 村
登 戸 村
伊 原 村
青 柳 村
同 村
御普請御掛り 同 村
御役人中様
右之通り拾五ヶ村、前書名前之者名主年寄百姓代三
判宛連印いたし惣代証文差上先願書御下ヶニ相成、
惣代之者四人は御聞済被遊候
一御普請仕立方之儀、拾ヶ領ニ入組候ヶ所〻ニて殊外
混雑仕勝之処、松伏村貫次殿立入ヶ所〻丁場訳ニ致、
八条領上郷拾五ヶ村之分書訳、其上仕立方儀猶又東
方村七郎右衛門殿、西方村平内殿立入候て夫〻割合
拾五ヶ村出金相減し候様ニ取計漸〻片付申候
文化十四年丑年春川俣年番惣代御趣意替之事
右は川俣惣代領〻村順年番、寛政六寅年ゟ御主法直
被仰付相勤来り候処、去文化十三子冬領〻御呼出し
之上御懸り御普請役様方ゟ御趣意替之段被仰渡候は、
是迄年〻惣代ニ罷出候者ハ差留、猶又領中ニて御用
并宜敷実躰成者共見立、是迄之年番ニ不拘差出し候
様被仰付、子暮御目論見之節ゟ右之御趣意ニて差懸
り候儀故、当領は触次共御案内仕当丑春猶又川俣惣
代ニ取極、触次両人差出し候ニ付頼証文左之通り
相頼申証文之事
一葛西井筋御普請所自普請所、去子暮中御掛様方御目
論見御案内之節ゟ御趣意替之趣御申被成候ニ付、貴
殿方相頼御案内御目論見御押切帳拝見致候処、本川
俣元圦御修覆其外共御普請所多分ニて去子年凶作困
窮之年柄、百姓役出金難相勤候ニ付、可成丈は御年
延御願被成右出金格別減少致候様御取計可被下候、
然ル上は仕立方之儀も貴殿方相頼ミ候間、成丈御差
略減金頼入候、然ル上は出金之儀は貴殿方江相渡し
可申候、依之頼一札相渡申処如件
文化十四丑年正月 八条領西方村
名主 利 左 衛 門
年寄 六 左 衛 門
百姓代 孫 左 衛 門
外村〻三判ツゝ連印
大瀬村 常 蔵 殿
西方村 平 内 殿
文政二卯年春川俣年番之儀ニ付、領中差縺去寅為取替
議定之事
右は去丑年御普請御役東利斧八郎様御懸りニて、御
趣意替之積被仰出、当領之儀は触次両人ニて惣代相
勤御普請仕立仕候処、本川俣元圦御修覆御年延ニも
相成兼、其外自普請所多殊ニ百姓役ニて仕立被仰付、
人足諸色代大造之出金ニて領中村〻難儀仕候ニ付、
翌寅年之儀は上郷惣代四条村藤助殿相勤、下郷ゟも
惣代壱人罷出猶又文政二卯年春川俣惣代八条領之儀
は、下郷五ヶ村程是迄年番惣代相勤不申村〻残有之
処、外領〻之儀は先〻之通り年番ニ候処、八条領ニ
限り御趣意之様惣代勝手勤ニ可仕謂無之候ニ付、村
順年番ニ惣代相勤度下郷五ヶ村ゟ申出、且又上郷ニ
てハ去丑年ゟ年番は相止勝手勤之様御趣意ニ相成候
間、上郷ニてハ別段引訳惣代相見立差出し可申様彼
是差縺罷有候処、一色村八郎殿、松伏村貫次殿、上
高野村清左衛門殿取扱ニ立入、内済之趣意ハ当卯年
之儀は上郷下郷ニて惣代両人差出し、翌辰巳年三ヶ
年は下郷ニて年番惣代壱人年〻差出し、上郷ゟ御目
論見中計立会壱人宛年〻差添差出候筈、且未年ニ至
候ハゝ下郷六分六厘余、上郷三分三厘余割合を以惣
代両人上郷下郷ゟ差出御目論見仕立共仕候筈、然ル
上は一領不残年番一廻り勤切ニ相成候間、翌申年ゟ
何れ共領中相談之上惣代和融相勤候様可仕積りニて
相済、右取極一札去文政元寅十一月仕置候写し
為取替申証文之事
一葛西用水路定式自普請所御用向并仕立方相勤候年番
惣代之儀、上郷下郷銘〻趣意申出決着難致、此節御
出役御普請役様江下郷村〻ゟ願出候ニ付、上郷村〻
御呼出相成右村〻ゟも惣代を以趣意申出、当時御糺
中ニ御座候処、扱人立入以来左之通議定取極申候
一来卯春定式自普請仕立方井諸御用向勤方之儀、上郷
拾三ヶ村ゟ壱人下郷八ヶ村ゟ壱人都合弐人罷出相勤
可申候事
一辰ゟ午迄三ヶ年之間仕立方之儀は、下郷八ヶ村ゟ毎
年弐人宛罷出場所仕立并村〻出金取集共領中一統之
惣代相勤可申候事
一未壱ヶ年之儀は、領中高三分一上郷ゟ罷出候惣代引
請相勤、三分二下郷ゟ罷出候惣代相勤、仕立方并出
金諸払共右高割を以取計可申候事
但本文辰ゟ午迄三ヶ年之間、年番惣代之外立会惣
代之者壱人上郷拾三ヶ村之内ゟ罷出、御目論見御
案内御仕様帳写シ迄立会相勤可申候、尤年番証文
差出候節右之段御掛御普請役様江別紙ニ相認連印
を以書面差上可申候事
右之通議定取極候所相違無之候、尤取極之年限相立
候ハゝ双方之外中郷村〻共打込及相談、百姓方夫〻
勝手合ニ相成候様評儀可仕候、尤来卯春惣代証文外
領並ニ相認早〻村〻連印取揃御掛御普請役様江差出
可申候、依之双方并扱人一同加判証文為取替置申候
所如件
文政元寅年十一月 八条領
伊勢野村
大 瀬 村
古新田村
垳 村
大曾根村
大 原 村
浮 塚 村
中馬場村
右八ヶ村惣代
伊勢野村
名主 金 治 郎
同 領
蒲 生 村
登 戸 村
瓦曾根村
伊 原 村
西 方 村
東 方 村
見田方村
南 百 村
四 条 村
別 府 村
千 疋 村
柿 木 村
麦 塚 村
右拾三ヶ村惣代
蒲生村
名主 仁 兵 衛
同 領
川 崎 村
木曾根村
弐町目村
鶴ヶ曾根村
八 条 村
青 柳 村
伊 原 村
松之木村
小作田村
上馬場村
西 袋 村
柳之宮村
後 谷 村
立之堀村
右拾四ヶ村惣代
八条村
触次 惣右衛門
同領 西方村
触次 平 内
松伏領松伏村
扱人 小左衛門
幸手領上高野村
扱人 清左衛門
東葛西領下之割上一色村
扱人 八郎右衛門
八条領蒲生村
仁兵衛殿
右議定江懸紙いたし御普請役様江差上候控
乍恐以書付奉申上候
一八条領三拾五ヶ村惣代左之者共一同奉申上候、来辰
年春葛西井筋定式自普請所此節御目論見ニ付、組合
領〻一同罷出御案内被仰付奉畏候、然ル処当領之儀
年番惣代両人之外御目論見中立会惣代として領中相
談之上、左之名前之者差出御案内仕候取極ニ付、罷
出相勤申候間右之段御聞済奉願上候
年号月日 八条領年番惣代
何村 誰
立会惣代
何村 誰
御普請御懸り
御役人中様
扱人ゟ取置候一札
入置申一札之事
一其御領内熟談之上、来辰ゟ午迄三ヶ年之間御年番惣
代之外、上郷拾三ヶ村ゟ壱人御立会惣代として井筋
自普請所御目論見中御勤被成候取極ニ付、右勤日数
中一日銀五匁宛領内出金之内ゟ為差出候筈、私共ゟ
懸合置候処相違無御座候、尤滞候ハゝ此書付を以何
様ニも御懸り可被成候、仍て一札入置申所如件
懸紙 本文御目論見中、勤日数雑用取極之儀は御仕様
帳写相済候迄ニ勘定相立可申候以上
文政元寅年十一月 取扱人
八郎右衛門
惣右衛門
小左衛門
清左衛門
蒲生村外拾弐ヶ村
惣代衆中
右之通連印之本紙蒲生村仁兵衛殿方へ請取置、外拾
弐ヶ村江は右之通写し相廻し候ニ付書留置候、尤当
村方右写留差支候ニ付其後登戸村ゟ写置候
文政七申年ゟ川俣惣代勤方之儀ニ付上郷拾三ヶ村議定
并惣代頼証文
議定一札之事
一八条領之内書面之村〻之儀は、葛西用水路組合ニ有
之候処、近来村〻困窮仕り候ニ付自普請出金も相嵩
難儀ニ付、此度相談之上自普請仕立人足賃諸色代御
目論見并仕立中惣代雑用一式、其外用水路定式藻刈
急破共見込、壱ヶ年ニ高百石ニ付銀三拾壱匁五分ニ
相定メ、年番之儀は七ヶ年季之積りを以入札仕り、
落札人相定候節其村之役人両人加判之一札引受人ゟ
領中江相渡し可申候、尤本川俣村地内元圦御修覆は
右入札之内江見込、百姓役ニて御伏替被仰付候節は、
定例之分相除人足賃諸色代は別段領中ゟ差出可申候、
右自普請諸入用十二月廿日、正月廿日半金ヅツ両度
ニ引受人江無遅滞相渡し可申候、若諸入用之儀差滞
候村方有之、御掛り様江申立候哉及出入ニ候ハゝ、
諸入用は在方之分は日数壱日銭五百文、江戸表江願
出候ハゝ一日銀五匁宛領中村〻ゟ差出し可申候事
一皆御入用御普請被仰付候節は、領中江諸入用割合差
出不申、引受人方ニて相仕立領中村〻ゟ決て差構申
間敷候、組合仕来ニ無之場所組入引受惣代御普請相
願申間敷候、且右自普請所之内御入用并御扶持米等
被下置候ハゝ、圦樋之儀は相除残り之分願惣代雑用
引残金領中村〻江割返し可申候事
一右年限中たりとも用水引取兼候歎、又は用水引取方
之儀ニ付領中村〻存寄有之節は、右取究メニ不拘取
計致候筈、其節は引受惣代之もの方ニて故障不申候
様可致候事
右之通相定メ候上は、村〻後日ニ違変不仕、引請惣代
方ニても右井筋御普請ニ付不実意之取計ひ仕間敷候、
依て之領中村〻一同議定仕り候処仍て如件
文政六未年七月
埼玉郡八条領
麦塚村
名主 吉 兵 衛
年寄 喜 八
百姓代 助右衛門
伊原村
名主 七郎兵衛
年寄 金 蔵
百姓代 与 四 郎
蒲生村
名主
年寄 幸右衛門
百姓代 義左衛門
登戸村
名主 八右衛門
瓦曾根村
名主代
年寄 又 兵 衛
西方村
名主代
年寄 長左衛門
百姓代 幸左衛門
東方村
名主代
年寄 惣右衛門
百姓代 新右衛門
見田方村
名主代
年寄 祐右衛門
百姓代 吉 蔵
南百村
名主 七郎兵衛
年寄 庄 八
百姓代 源右衛門
四条村
名主 久 兵 衛
年寄 五右衛門
百姓代 多 市
別府村
名主 市右衛門
年寄 弥左衛門
百姓代 甚右衛門
千疋村
名主代
年寄 喜左衛門
百姓代 庄 八
柿木村
名主 惣兵衛
年寄 四郎右衛門
百姓代 甚左衛門
相頼申一札之事
一八条領村〻之内上拾三ヶ村之儀、葛西井筋本川俣村
地内元圦ゟ瓦曾根溜井迄之内、来申春定式場御普請
自普請之儀、当御目論見御案内并仕立方一式貴殿惣
代ニ御頼ミ申上は、諸御用向は勿論御場所御差支無
之様御引受御勤被成候、尤出金之儀は自普請所皆出
来以前ニ不残相渡し可申候、依て村〻連印頼一札相
渡し申処如件
文政六未年十月
埼玉郡八条領
伊原村
名主 七郎兵衛
年寄 金 蔵
百姓代 与 四 郎
麦塚村
名主 吉 兵 衛
年寄 喜 八
百姓代 助右衛門
蒲生村
名主 仁 兵 衛
年寄 幸右衛門
百姓代 義左衛門
登戸村
名主 八右衛門
年寄 八右衛門
百姓代 (ママ)
瓦曾根村
名主 中村彦左衛門
年寄 又 兵 衛
百姓代 (ママ)
西方村
名主 弥右衛門
年寄 六左衛門
百姓代 与左衛門
東方村
名主 七 五 郎
年寄 周蔵
百姓代 新右衛門
見田方村
名主代年寄 八右衛門
年寄 祐右衛門
百姓代 吉 蔵
南百村
名主 七郎兵衛
年寄 庄 八
百姓代 源右衛門
四条村
名主 久 兵 衛
年寄 五右衛門
百姓代 多 市
別府村
名主 市右衛門
年寄 弥右衛門
百姓代 甚右衛門
千疋村
名主代年寄 喜左衛門
年寄 新 五 郎
百姓代 庄 八
柿木村
名主代
年寄 角右衛門
年寄 四郎右衛門
百姓代 勘左衛門
柿木村
惣 兵 衛 殿
右議定証文頼証文共上拾三ヶ村仕、文政七申春川
俣井筋定式御普請自普請相仕立申候