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　 ○ 貞享四卯年

　　 (朱書)

　　「御飼鶴五ツ御放被遊候ニ付、自然参り候ハゝ番

　　　人付置品〻注進可致御触」

　急度申入候、然ルは今度御飼鶴五ツ御放被遊候、其

　元村〻江自然参り候ハゝ番人被付置早〻注進可致候、

　油断有間敷候以上

　　三月廿五日　内甚五兵衛

　　　　　　　　戸 甚 太 夫