宝永六丑年

女順礼大勢つれ候て町〻勧進仕間敷御触

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  ○ 宝永六丑年

   (朱書)

  「女順礼大勢つれ候て町〻勧進仕間敷御触」

    覚

 頃日女順礼大勢つれ候て、町〻勧進いたしあるき不

 埓之仕形有之様ニ相聞不届ニ候、名主家主相改順礼

 出し申間敷候、於相背は急度曲事ニ可申付候間、町

 中可相触候以上

  丑六月廿日

 右之通御書付出候間、其元町中村中之者共ニ銘細ニ

 申聞、堅ク相守候様ニ名主方ゟ急度可申付候、自然

 相背先〻ニて吟味之上相知候ハゝ、其所之名主五人

 組まて急度曲事ニ可申付者也

  丑六月廿一日