享保四亥年

借金買懸り金之済方、自今ハ奉行所ニて不申付御触

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  ○ 享保四亥年

   (朱書)

  「借金買懸り金之済方、自今ハ奉行所ニて不申付

   御触」

一惣て借金買掛等之儀、人〻相対之上之事ニ候得は、

 自今ハ右之出入奉行所ニて取扱無之候、乍然欲心を

 以事を工ミ候出入ハ、不届之訳を糺明之上御仕置可

 申付候間可訴出事

一右之趣ニ候得共、只今於奉行所ニ日切等申付、段〻

 済寄金銀出入も向後奉行所ニて不申付候事

 右之趣可相心得候

  亥八月