○ 享保十二未年
(朱書)
「下総国手賀沼新田御普請ニ付、落堀〆切届之者
ハ入札可致御触」
覚
一此度下総国印旛郡手賀沼新田御普請有之ニ付、切落
堀長八拾町程之所幷沼内千間程之〆切堤共ニ土坪五
万坪余之場所入札、当月廿五日札披候之間届之者ハ
手賀沼口木下川岸江罷越、仕様帳写取場所致見分
一金渡り等之儀は入人足木銭米代手支無之様ニ相渡可
申候、丁場割之儀は小割之積りニ候
右之趣写取名主方ゟ念入村中可被相触候、尤村下名
主致印形無滞早〻相廻し可申候以上
閏正月
御普請役
大河内長兵衛
岡本養左衛門
保 田 久 兵 衛
花 田 武 兵 衛
安藤其右衛門
武蔵国八条領
西方村外三拾三ヶ村