原本の該当ページを見る

　 ○ 寛保元酉年

　　 (朱書)

　　「御仕置ニて江戸払追放等之者、御構之場所ニ隠

　　　置候ハゝ御咎メ、夫〻可被仰付御触」

　公儀御仕置ニて江戸払又追放等ニ成候者、御構之場

　所ニ隠置罷有候も有之様ニ相聞候、畢竟右躰之者を

　乍存囲置或は致世話候者有之故之儀ニて不届至極候

　間、於相顕は囲置候者も当人も同前ニ御仕置ニ申付、

　家主五人組名主迄乍存指置候ハゝ相当之咎メ可申付

　候間此旨可相触候、右御触書之趣村〻大小百姓逸〻

　承知仕奉畏候、為其名主年寄御請印形差上申候以上

　　酉七月