延享四卯年

献上物時節定以前も不苦御触

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  西 延享四卯年

   (朱書)

  「献上物時節定以前も不苦御触」

 惣て献上物之儀之内、初物時節之定有之品は其定ゟ

 以前ハ献上無之候得共、向後は時節之定以前ニも出

 来候ハゝ献上之儀不苦候

 右之通寄〻可被達置候

  二月

 右之通御書付出候間写し遣し候、可被得其意候以上

  二月十日  杉浦河内守

        逸見出羽守

        神尾若狭守

        神谷志摩守

 右之通御書付出候間、村〻令承知村下ニ致印形早〻

 相廻し、留り村ゟ持参可相返候以上

  二月十四日  舟安右衛門印

              八条領村〻不残