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　 ○ 明和五子年

　　 (朱書)

　　「から虫有之場所織物ニ致可申御触」

　　　　　申渡

　御代官所御預所村〻之内、から虫有之候場所糸ニ取

　織物ニ致候得は、村方勝手ニも相成候筋ニ候処、其

　儘捨置候場所多候間、以来御代官所御預所より右之

　趣申達候様可被致候

　右之趣申達候様備後守殿より被仰渡候間申達候以上

　　子 十一月

　右之通御書付出候間写相廻し候以上

　得其意村下名主致請印早〻順達、留村ゟ可相返者也

　　子十二月　　池田喜八郎