●天明八申年
(朱書)
「弐朱判吹立差止、尤永代通用可有之御触」
此度弐朱判吹立差止丁銀吹方被仰付、勿論弐朱判之
儀は永代通用可致旨被仰出候、猶又諸色直段正路相
守下直ニいたし候様江戸京大坂町〻ゟ相触候、且只
今迄遠国等ニては弐朱判通用いまたいたし馴さる場
所も有之哉ニ相聞候、已来永代一統通用之事ニ候得
は少も無差支様通用致候
右之趣御料は御代官、私領は領主地頭ゟ幷寺社領共
不洩様可被相触候
四月
右之通御書付出候間写遣之候、可得其意候以上
申五月
天明八申年
弐朱判吹立差止、尤永代通用可有之御触
●天明八申年
(朱書)
「弐朱判吹立差止、尤永代通用可有之御触」
此度弐朱判吹立差止丁銀吹方被仰付、勿論弐朱判之
儀は永代通用可致旨被仰出候、猶又諸色直段正路相
守下直ニいたし候様江戸京大坂町〻ゟ相触候、且只
今迄遠国等ニては弐朱判通用いまたいたし馴さる場
所も有之哉ニ相聞候、已来永代一統通用之事ニ候得
は少も無差支様通用致候
右之趣御料は御代官、私領は領主地頭ゟ幷寺社領共
不洩様可被相触候
四月
右之通御書付出候間写遣之候、可得其意候以上
申五月