九 元祿七年九月 病馬保護触請書

54/1009ページ

原本の該当ページを見る

(『触書上』市史編さん室蔵)

    指上ケ申一札之事

頃日放れ馬有之候内病馬抔之様ニ相見へ候を捨置、放れ馬之様ニ仕候義有之候ハゝ急度曲事ニ可被仰付候間、若病馬なと有之候ハゝ弥念を入、不取放候様ニ仕養育可仕旨被仰付奉畏候、右之旨村中百姓・地借・水呑等迄為申聞、急度相守候様ニ可申付候、此上病馬なと放し馬之様ニ致、野抔ニ捨置候者有之候ハ、当人は不及申ニ名主五人組迄何様之曲事ニも可被仰付候、為後日証文指上ヶ申処、仍而如件、

                   

  元禄七戌九月         【西方村】惣連印

   御代官様