(『触書上』市史編さん室蔵)
差上申一礼之事
一鳶雁巣改之儀被仰出候御書付ケ之通、村中武士屋敷寺社方之分ハ巣懸始早速為払可申候、百姓地ニかけ申候巣ハかけ初無油断見出し御注進仕、尤玉子貝割候やうニ見及次第可申上候、御書付御定日有無之御注進可申上候、若巣かけ申候所を隠払捨申候段御聞及被成候ハゝ如何様曲事ニ茂可被仰付候、仍而如件、
元禄十丑年二月 八条領村〻
名主組頭
天野九郎兵衛様
岡田甚右衛門様
幸田孫助様
海野三右衛門様
近藤与兵衛様
巣払改注進日
朔日 七日 十三日 十九日 廿五日
右五日之日限ニ海野三右衛門方へ注進可有之候以上