三八 寛政三年五月 伊奈忠尊幕府宛答書写

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(大川戸杉浦家蔵)

私家来共先達而ゟ不穏趣風説被及御聞、如何様之儀ニ而候哉、不相包可申上旨御封書を以蒙御尋奉畏候、此儀私取計之儀ニ付去冬中家来共存寄申聞候趣有之、其筋無余儀事ニ付、申立之趣承届其段申波一統承知之請申出相済申候、前文蒙御尋候儀是等之儀ニ而も可有御座哉、心当リ之儀曾而無御座候、右為御答申上候、以上

  月御