九〇 正保四年六月 山谷村年貢割付

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(東方中村家蔵)

  戌山谷村御年貢可納割付之事

下田弐町弐反四畝四歩 内六畝井堀ニ成

 残弐町壱反八畝四歩          四斗取

   此取八石七斗弐升五合

     同所新田

中田九反七畝壱歩            四斗五升取

   此取四石三斗六升六合

下田壱町八反四畝廿七歩         三斗五升取

   此取六石四斗七升壱合

  東方多兵衛分戌年渡候分

上田弐町拾六歩 【朱書】「根村分之内」  五斗五升取

   此取拾壱石弐升九合

中田弐町七畝拾五歩  「根村分之内」  五斗取

   此取拾石三斗七升五合

下田壱町九畝弐歩   「根村分之内」  四斗取

   此取四石三斗六升弐合

上畠壱反七畝七歩   「根村分之内」  九十五文取

   此取百六拾四文

中畠壱町弐反弐畝拾五歩「根村之内」   八十文取

   此取九百八十文

下畠五反四畝廿三歩  「根村分之内」  六十文取

   此取参百廿九文

屋敷壱反弐畝廿八歩  「根村分之内歟」 百文取

   此取百廿九文

 米合四拾五石三斗弐升八合

 永合壱貫六百弐文

右如此相定上は霜月廿日ヲ切而可致皆済、若其過於無

沙汰は譴責以可申付者也、仍如件、

               小野久内 印

  正保四年亥六月

                  名主百姓中

大事ノ御割付ニ御座候へ共、惣百姓出合申見申候ため則わり相きわめ申、たかひノ相談致候故加判仕置申上候、仍而御わりつけ之おもてノ儀申分御座あるましく、為其如此候、仍如件、

               七兵衛 印

               彦右衛門 印

               助右衛門

               庄右衛門 印

               部右衛門 印

               伝右衛門

               又兵衛 印

               清左衛門 印

               久右衛門 印

               喜兵衛 印

          書判印  市右衛門 印

               善右衛門

               天神坊