(平方宇田川家蔵)
差上申御鑑札証文之事
一新規川下 近郷通用
小船壱艘 但敷[長壱丈弐尺/横三尺/深壱尺]次郎右衛門
居村下
但敷[長/横右同断/深] 孫三郎
同断
但敷[長/横右同断/深] 幸助
同断
但敷[長/横右同断/深] 太郎右衛門
同断
但敷[長/横右同断/深] 久右衛門
同断
但敷[長/横右同斯/深] 久左衛門
同断
但敷[長/横右同断/深] 清左衛門
同断
但敷[長/横右同断/深] 太左衛門
同断
但敷[長/横右同断/深] 伊兵衛
右は持来候出水用心船ニ御座候処、向後居村下近郷通用川下仕少〻宛之肥等積作場通ひ仕度、尤小船之義故江戸表江乗廻し難相成御座候ニ付、御極印御免被成下相応之御年貢上納、当丑年ゟ来戌年迄拾ヶ年季ニ持奉願上候処、願之通被 仰付御鑑札被遊御渡奉請取候、尤先年御請証文差上候通私方御定法堅相守、年季中は船之有無ニ不拘年〻御年貢八月ニ至り候ハゝ、無滞上納為仕可申候、為後日証文差上申処如件、
慶応元丑年閏五月 今川要作支配所
武州埼玉郡平方村
船主 次郎右衛門
同 孫三郎
幸助
太郎右衛門
久右衛門
久左衛門
清左衛門
太左衛門
伊兵衛
差添人 年寄 兵左衛門
川船
御役所