(市史編さん宝蔵)
【木版刷】
口上
一各〻様方益御機嫌能被為入恐悦至極ニ奉存候、隨而私義年来居酒渡世仕候処、此度江戸新川小西、茅場町小西両店ゟ積送り銘酒、其外品〻樽割を以売捌、直段格別下直ニ差上候間、多少ニ不限御用向被仰付候様奉希上候、以上
一銘酒 正光 代四百五十文 壱升
一銘酒 正宗 代四百文 壱升
一極 上酒 代三百五十文 壱升
一 上酒 代三百文 壱升
一 中酒 代弐百五十文 壱升
一 並酒 代弐百文 壱升
一古 味醂 代四百五十文 壱升
右之通御座候、
大沢町下
中島屋幸次郎