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（西方石塚家蔵）

　　預リ申金子之事

　合金三拾四両銀拾弐匁は　　　　小判也

右之金子慥預り申所実正也、然上は来酉年貢米之内、二番船之節五拾俵相渡、時之相場ニて致勘定可申候、少茂無滞埒明可申候、為其仍如件、

　　享保十三戊申年十一月　　　　石垣団右衛門（印）

　　　　　　　　　　　　　　　　伊曾浅右衛門（印）

　　　　　　　　　　西方村

　　　　　　　　　　　　次郎右衛門殿

右之金子利足之儀は、壱ヶ月拾五両壱分之勘定を以、来酉十一月返弁可申候、以上

　【裏書】

　表書之通相違在之間敷者也

　　万　佐左（印）