(「砂原松沢家文書」市史編さん室蔵)
覚
一鬮数五拾本 但一口ニ付金三両掛
此寄金百五拾両也
内訳
金百弐拾両 本鬮弐本落
同弐拾四両 割返し
同壱両 花鬮
同五両 茶料
一此度世話人中相頼及御相談候処、各様方御加入被成下、依之左ニ仕方書之通頼母子講出来仕候段、千万忝奉存候、然ル上は豊凶ニ不拘壱ヶ年ニ三会宛極之通急度出会可致候事
一当り鬮之者は、金高相当之質物書上証文世話人方へ差入金子請取可申候、貰金之義は弐会目ゟ六会目迄壱割五分、七会目ゟ拾五会目迄壱割、拾六会目ゟ弐拾五会目迄七分、弐拾六会目ゟ三拾五会目迄五分、三拾六会ゟ満金迄は相対御相談可被成候、跡廻り貰金之義は、各割合三分一ヲ以是又御相談可被成候事
右之条〻御加入之御方〻御心得可被下候、勿論世話人猶以堅相守可申候事
慶応三卯年二月 会主 喜八(印)
世話人 孫左衛門
半蔵
重蔵
八左衛門(印)
文七(印)
久左衛門(印)
庄助(印)
太左衛門(印)
庄次郎(印)
一壱本 三浦屋孫左衛門
一同 同 四郎左衛門
【外八〇名連名略】