二五二 慶応三年二月 頼母子講議定

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(「砂原松沢家文書」市史編さん室蔵)

   覚

一鬮数五拾本      但一口ニ付金三両掛

  此寄金百五拾両也

   内訳

  金百弐拾両   本鬮弐本落

  同弐拾四両   割返し

  同壱両     花鬮

  同五両     茶料

一此度世話人中相頼及御相談候処、各様方御加入被成下、依之左ニ仕方書之通頼母子講出来仕候段、千万忝奉存候、然ル上は豊凶ニ不拘壱ヶ年ニ三会宛極之通急度出会可致候事

一当り鬮之者は、金高相当之質物書上証文世話人方へ差入金子請取可申候、貰金之義は弐会目ゟ六会目迄壱割五分、七会目ゟ拾五会目迄壱割、拾六会目ゟ弐拾五会目迄七分、弐拾六会目ゟ三拾五会目迄五分、三拾六会ゟ満金迄は相対御相談可被成候、跡廻り貰金之義は、各割合三分一ヲ以是又御相談可被成候事

右之条〻御加入之御方〻御心得可被下候、勿論世話人猶以堅相守可申候事

  慶応三卯年二月    会主  喜八(印)

             世話人 孫左衛門

                 半蔵

                 重蔵

                 八左衛門(印)

                 文七(印)

                 久左衛門(印)

                 庄助(印)

                 太左衛門(印)

                 庄次郎(印)

一壱本           三浦屋孫左衛門

一同            同  四郎左衛門

                【外八〇名連名略】