二五八 元禄十五年十月 袋山村普請場書上

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(「袋山細沼家文書」明治大学蔵)

   未春御普請場書上ケ

一百四拾七間 元荒川水除堤川かけ

         但弐間半袖やらい弐拾五ヶ所

是ハ当十月朔日二日之嵐ニ而水除ケ堤大分かけ入申ニ付、来未ノ春やらい御ゆわせ被下候様ニ奉願上候、

右之通来未ノ春御普請被為 仰付被下候ハゝ難有可奉存候、以上

 元禄十五年午十月十四日 越ヶ谷領袋山村

                名主 吉左衛門(印)

                同  左二右衛門(印)

                組頭 左兵衛(印)

                同  権兵衛(印)

                同  五郎右衛門(印)

                同  又兵衛(印)

 御支配様

一三百拾四間 やらい三拾五ヶ所

一三拾五間  かや羽口

一拾五間   上置 [古馬ふミ五尺/新馬ふミ三尺] 弐尺上置

午十月廿二日ニ書上金兵衛持参