(「袋山細沼家文書」明治大学蔵)
未春御普請場書上ケ
一百四拾七間 元荒川水除堤川かけ
但弐間半袖やらい弐拾五ヶ所
是ハ当十月朔日二日之嵐ニ而水除ケ堤大分かけ入申ニ付、来未ノ春やらい御ゆわせ被下候様ニ奉願上候、
右之通来未ノ春御普請被為 仰付被下候ハゝ難有可奉存候、以上
元禄十五年午十月十四日 越ヶ谷領袋山村
名主 吉左衛門(印)
同 左二右衛門(印)
組頭 左兵衛(印)
同 権兵衛(印)
同 五郎右衛門(印)
同 又兵衛(印)
御支配様
一三百拾四間 やらい三拾五ヶ所
一三拾五間 かや羽口
一拾五間 上置 [古馬ふミ五尺/新馬ふミ三尺] 弐尺上置
午十月廿二日ニ書上金兵衛持参