三〇三 寛政十年十二月 伝馬訴訟費請取書

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(西新井新井省三家蔵)

     覚

  一金壱両と銭五貫百三拾五文

右は当村岩次郎儀、御伝馬勤方村並ニ不相勤候ニ付、御代官小出大助様江奉出訴、前書之通路雑用共相懸候間、右は御伝馬ニ抱り候儀ニ付、私領御料一統ニ割合可差出処、先達而御料私領入用ニ可用村方取締銭預有之候ニ付、村方相談之上割合村方へ不差出右取締銭之内ニ而、前書入用受取申候処相違無御座候、以来は一統ニ響キ候儀は是又相互ニ同様可致候、為念如此御座候、以上

  寛政十年午極月    西新井村

               年寄惣代 栄次(印)

               名主   伝蔵(印)

               同    半蔵(印)

    御私領

     御名主中