(西新井新井省三家蔵)
覚
一金壱両と銭五貫百三拾五文
右は当村岩次郎儀、御伝馬勤方村並ニ不相勤候ニ付、御代官小出大助様江奉出訴、前書之通路雑用共相懸候間、右は御伝馬ニ抱り候儀ニ付、私領御料一統ニ割合可差出処、先達而御料私領入用ニ可用村方取締銭預有之候ニ付、村方相談之上割合村方へ不差出右取締銭之内ニ而、前書入用受取申候処相違無御座候、以来は一統ニ響キ候儀は是又相互ニ同様可致候、為念如此御座候、以上
寛政十年午極月 西新井村
年寄惣代 栄次(印)
名主 伝蔵(印)
同 半蔵(印)
御私領
御名主中