三四三 享保四年二月 鷹場入用書上

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(「袋山細沼家文書」市史編さん室蔵)

 【表紙】

 「御鷹匠様方御出之節人夫并諸色入用書上ケ帳」

   覚

一御鳥番屋 壱ヶ所

  此代銭六百文 是ハ御鳥番屋相立候節入用

一人足三百六拾人     壱人ニ付百文積り

  此賃銭金〆拾五両弐分

 是ハ御鳥番屋壱ヶ所昼夜相勤候人足、戌八月朔日ゟ当亥ノ正月迄

一人足弐人        壱人ニ付百三拾弐文積り

  此賃銭弐百六拾四文

   是ハ御鷹匠様方越ヶ谷町ニ御泊り之節水夫人足右ハ去戌ノ秋ゟ当亥ノ正月迄御鷹御用相勤申候分、代物ニ積り書上ケ申通り少も相違無御座候、以上

  享保四年亥ノ二月  伊奈半左衛門御代官所

             武州埼玉郡越ヶ谷領袋山村

               名主 平左衛門

               同  佐次右衛門

               年寄 五郎右衛門

               同  善右衛門