三四四 宝暦十一年六月 大御所薨御鳥見役廻状

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(『触書上』市史編さん室蔵)

 大御所様薨御被遊候ニ付、今日ゟ普請鳴物停止候、右御書付出候間申触候、

一村〻右之趣大切ニ相守可有之候、不〆り無之様名主方ゟ一人別ニ可申渡候、

一注進事手抜無之様、夜中共亀有村役宅江訴可申候、

一火之元念入可申候、

 右之趣早〻触次ゟ村〻可被廻候、留り廻状来ル十七日迄ニ亀有御役宅江可被相返候、以上

   巳六月十三日 増井惣八郎

          稲田源治郎

             鶴ヶ曾根 源治郎

             西方村  平内