三六四 享保十六年三月 もろこし盗取詫書

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(「袋山細沼家文書」明治大学蔵)

  入置申証文之事

一我等儀此度当村善左衛門もろこし少〻盗取候ニ付、各〻江其段相断申ニ付、各〻其段被仰聞あやまり入一言申分ケ無御座、依之各〻善左衛門方江詑言被成内〻ニ而御済シ給忝存候、然上ハ自分前〻ゟ村中相定通リ、植木指木等折取候か其外如何様之盗ヶ間敷義仕候歟、何分 御懸リ可被成候、為後日証文入置申候仍而如件、

  享保拾六亥ノ三月  袋山村

             当人  五右衛門(印)

             親類組 八郎兵衛(印)

             親類  惣左衛門(印)

    吉左衛門殿

     組中

一前〻ゟ相定候過料金御不足被成候金壱分、御取給忝存候、以上