三八二 天保二年十一月 酒食会合に付詫書

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(西方須賀家蔵)

    一札之事

去ル文政十一子丑年中ゟ御改革御取締御ヶ条之趣、再〻応御読聞承知罷在候処、昨十九日夜拙者留主を見込、隣家懇意之もの共大勢打寄居、何歟怪敷儀与被存、各〻方為御見届与御越被成候処、全酒食合罷在候段御察当を請奉恐入候ニ付、依之近所組合之者共一同御詑申入候処、格別之御勘弁を以御聞済被成下、以来何ニ而茂人寄ヶ間敷義不為致様、隣家之もの共情〻心懸、早速差留可申候、依之御詫一札入置申処如件、

               西方村

  天保二卯年十一月      当人 源内(印)

                組合 次郎兵衛(印)

                同  伊之吉(印)

                同  まん(印)

                同  次右衛門(印)

                同  権右衛門(印)

                同  市兵衛(印)

                同  佐左衛門(印)

                同  又兵衛(印)

    西方村

     御村役人中