四六六 年月日不詳 平田篤胤書簡

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(越ヶ谷山崎家蔵)

【上欠】本ハ引はりたらずかへつていかゞ存ずべく候間、今五十部ばかりも御まし不被下候てハ難渋之由達て申候付、不止事又〻五十部之すり申付候、思召之所何とも恐入申候、委しき子細ハ伊介より御きゝ可被下候、但之左様ニ本屋ども望ミ候事ハ大吉事にて御座候、全く役所むきも無滞相すみ候故と存し誠ニ誠ニありがたくひとへニ御かげ故ニ御座候、此事ニ付てもくわしき訳ハ伊介御咄可申候、何も取込ミ早〻申上候、かしく【下欠】

  〔註〕文政元年カ