四七二 年月日不詳 平田篤胤書簡

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(越ヶ谷山崎家蔵)

【上欠】由、山一ぬし御咄にて皆〻悦ひ入申候、さて御かげにて五日に此方へ引移り何れも無事ニ喜ひ入申候、ありがたく/\/\、扨又前川の方よりの仕切之こと彼方にても例の本屋公事の事ニ付、大取込ミ昼夜寸暇なくいまだ取集め不申候由、何れ近日之内勘定有之筈ニ御座候、夫ニ付四五日以前より久八を日がへりに遣し可申と存居候へども、此節権平もはつも下り候故無人にて日〻御たよりもあらバと【下欠】

  〔註〕文政三年三月カ