四九一 五月十五日 谷文晁書簡

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(見田方宇田家蔵)

 【表書】

 「長左衛門様   文晁 」

其後は幾久御疎濶相過候処、愈御安泰被成御入[ ]賀候、然は此度大相模大聖寺江門生田辺文窓と申もの認ものニさし遣申候、右之序御近辺をも遊行いたし度申聞候、参上候ハゝ宜御頼申候、私方旧来門生御座候間無御心置御世話被下度奉頼上、此段申上如斯候、以上

  五月十五日