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目次
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第四編 近代の下松
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第四章 日清日露戦争後の社会と生活
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2 人口と災害六五九
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(3) 生活の変化
太陽暦の使用
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大陰暦(旧暦)は農作業の手順と密接な関係があるため、大正期においてもひろく使われていた。一般家庭は大陰暦であり、小学校や官公庁は太陽暦であったから、生活改善や地方改良などとともに県・郡・市町村を通じて太陽暦が配布され、普及がはかられた(「末武北村会議録」)。