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下松市の民話・伝説
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[下松地区]
3 かなえの松 (下松地区)
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下松駅の北口、北斗町の町中に立っている一本松を、「かなえの松」という。下松発祥(はっしょう)の伝統を秘めた七星降臨の松といわれ、その木の下に、降臨(こうりん)の星を祭ったという金輪社(かなわしゃ)がある。松の木のそばには、「下松発祥の地 七星降臨鼎の松(かなえのまつ)」という、自然石の大きな石碑(せきひ)が建てられている。むかしここに、三株の大きな松の木があって、鼎の足の形になっていたので鼎松といい、これに七星が降臨したということである。