11 玉鶴川由来(たまつるがわゆらい) (末武地区)

23 ~ 23 / 168ページ
むかし むかし 神功皇后(じんぐうこうごう)が、筑紫(ちくし)(福岡県)におくだりの途中、この地に船がかりをして休まれた。その時この川下で釣をされ、玉を釣りあげられた。それからこの川を、玉釣川といわれ、その後いつとはなしに、玉釣の釣が鶴になり、玉鶴川となったという。今も、この川にそって小字を玉釣という所がある。
 また一説によると、むかし琳聖太子(りんしょうたいし)が難波(なにわ)(大阪)にのぼられる途中、この川下で釣をされ、玉を釣られたので玉釣川となったともいう。