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下松市の民話・伝説
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[花岡地区]
20 花岡の地名のおこり(はなおかのちめいのおこり) (花岡地区)
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古記によれば、八幡さまをお迎えしたとき、「一夜のもとに山を桜となし、朝(あした)の雲とたなびかせ給う。よって花岡と名づく」とある。
また、むかし、山に「香(かおり)」という大木があって、花の咲いた時、郷中に香をまき、落花のときには、おびただしい花があったので「花岳」と名づけたとも伝えられている。江戸時代には「華岡」の文字を用いたこともある。