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下松市の民話・伝説
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[花岡地区]
24 諸病封じ(しょびょうふうじ)「赤井の水(あかいのみず)」 (花岡地区)
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この井戸は花岡八幡宮に伝わる絵馬(えま)(市指定文化財)の中にもはっきりその位置が記されている。現在は、むかしのように井水は噴き出ていないがこの水で、諸々(もろもろ)の病気をまぬがれると伝えられている。旅人や参勤交代の武士が立寄り、竹筒にくみとっていったといわれている。今はそばに、「弁天さま」が祭られ、梅の古木が植えられている。